2025/05/15 08:00
一般的な手ぬぐいの寸法は、だいたい長さ90センチ✕幅35センチほど。
雅楽手ぬぐいは少し広めの幅37センチですが、この平均的な形と寸法に落ち着いたのは、江戸時代に入ってからのことだそうです。
そしてこのころになると日本国内で綿花が栽培されるようになり、手ぬぐいの素材も綿が中心になります。
もちろん雅楽手ぬぐいも綿100%。
肌触り良く、吸湿性・通気性にも優れています。
昔々の手ぬぐいは長さ三尺〜九尺ほどだったとか。今と比べるとだいぶ長めですね。
そして素材も、比較的安価な麻の手ぬぐいを庶民は使い、高級品の絹製品は身分の高い階級のものとされました。
絹の手ぬぐい、麻の手ぬぐい。
今ではちょっとピンとこない感じですが…🙄
